はい!どもども、お久しぶりです。
既にご存知の方も多いでしょうが、先日、Traktorが3.1にアップデートされましたので試してみました(それに伴いコントローラーのマッピングもややマイナーチェンジ)。
※詳細はNative InstrumentsのこちらをCheck !
一番の目玉からいきましょうか。
【Parallel Waveforms】
トラックの波形を他のソフトと同じ様に並列表示出来る様になりました。この設定のメリットは、『トラックの波形が並列している事で、ミックス中に音のズレを視覚的に確認しやすくなった』事ですね。このメリットは大きいと思います。ちなみに、その波形表示を従来のままにするか並列にするかは、設定で切り替えられます。
※従来の画面はこちら↓
従来の画面は、波形が各トラックデッキ内に表示されます。
※参考までに、Traktorの競合ソフト・業界シェア率No.1のSerato DJの画面がこちら↓
前回のログではソフト選びの話を書きましたが、実は他のソフトと迷った一番の要因がこれ!!トラックの波形が並列表示されるかどうか?だったんです。
それが何故、私は波形が並列されないTraktorを選んだのかと言うと、Traktorって「オートシンクがズレない」って、聞いた事ありませんか?実はTraktorには他のソフトには無い、ビートをズラさない仕組みが有るからで、それがTraktorにしようと思った決め手の一つでした。その仕組みがあるからこそ、トラックの波形は並列に表示されてなくても良いという判断です。ただ、例外はありまして、どんな曲でも必ずシンクする訳ではないんですが、それに関してはまた別の機会に。
ところが最近、『やっぱ波形は並列表示がいいなぁ~』と思う機会も発生しており、そう思っていたタイミングでこのアップデートだったので、私的には非常に満足しています。
トーンプレイとかパッドパフォーマンスなんかはSerato DJが優位だと思いますが、ロングミックスや4デッキ、リミックスデッキ等のプレイはTraktorが優位だと思いますので、SeratoとTraktorのどちらが良いかと言うよりは、自分のプレイスタイルに合わせてお好みで、と言ったところでしょうか。
はい、次!
【Single Deck View】
画面に表示させるデッキの数を1つに出来るようになりました。ホットキューのキュー打ちや、グリッド線の位置の修正等、トラックの仕込・準備用の画面設定ですね。
これはこれで確かに便利にはなりましたが、どうでしょう?デッキが一つになった事でスペースに余裕が出来たので、そこにホットキューの設定とグリッドの調整を両方を並べて表示させた方が仕込み用のモードには良いと思いません?この点が私的には残念とまでは言いませんが、ちょっと詰めが甘く感じます。有りか無しかで言ったらもちろん有りですけどね。参考までに、そのキューとグリッドが両方表示された画面を画像加工して作ってみました。こんな感じの画面です。
【CueとGridが同時表示されている画面 (自作画像)】
この方が仕込みには使いやすくないですか?
私の場合、アナログ等の外部入力を録音する専用マッピングがありますので、それをParallel Waveformsの2デッキ(Aデッキはホットキューやグリッド調整、Bデッキは外部入力)にした設定を仕込み用として使ってみようと思います。
【私的な仕込み用画面設定】
ではまた!