Street House.info

Street StyleなHouse Musicを探求するDJ Hiro-Kのブログです。その他、DJにまつわるあれこれを書いております。

インターフェース内蔵・外部入力付コントローラーでレコードをPCに録音

はい、どうも!ご無沙汰です。
今回のテーマは、Traktor Pro3のレコーディング機能とコントローラーの外部入力機能を組み合わせて、レコード等の音源をデジタルで録音してみよう!っていう内容。

セッティングをDJモードの時とは異なるセッティングにするので、今回の内容は自分自身に対する備忘録的な意味合いが強いです。


はい!と言う事で、さてさて、ここからが本題。
私の使用しているコントローラーには、背面部分に外部入力が2つ付いております。

【コントローラー背面】

【外部入力接続部】

 


右側の入力はPhono専用、左側の入力はPhonoとLineがボタン一つで切り替え可能です。なので、このコントローラーには最大でターンテーブル2台か、ターンテーブル1台とCDプレイヤーやリズムマシンサンプラー等が1台接続可能という事になります。

PhonoとLineを切り替えて使える左側の入力にターンテーブルを繋いで、TraktorのDeck Bに音を出す設定にしてみました。その方が、ターンテーブル以外の物をLineで入れたい時も同様の設定のまま、切り替えスイッチで対応出来るのでそうしました。また、DJプレイ用とは別に、録音専用の画面レイアウトも作成。Deck Bの左上にLive Inputと表示されているのが確認出来ます。

 

【録音用の画面設定】

 

次に、Traktor画面右上の歯車マーク;Preferenceから入って、Input Routing→Deck Bのところをコントローラーに合わせる。これで外部入力の音がDeck Bに通る様になります。

【Input Routing画面】

 

この段階で実際に入力した機器の音を鳴らすと、右のメーターみたいなとこが音に合わせて振れるので、設定が合っているかどうか(外部入力の音がDeck Bに入ったかどうか)確認できます。

【外部入力確認】

これでDeck Bを通る音が、PC内の音源から外部入力の音へ切り替わりました。

 

次に、Deck Bの音をTraktorのミキサー及びレコーダーに通すので、Mix RecorderのSourceの設定はInternalを選択します。

【Mix Recorder画面】

 

これで設定は終了です。

 

この状態で実際にレコードを再生してみると、Deck Bの縦フェーダー、画面中央上部のマスター、画面右上のレコーダーの各メーターが振れているのが分かります。これが確認出来たら、設定は成功です。

 

ここまでくると後は簡単。

音量を適度に調整し、録音ボタンをクリックすれば録音開始となります。また、外部入力の音はTraktorのミキサーとエフェクターを経由しているので、エフェクトをかける事も可能です。

おそらく設定方法は他にもあるかと思いますが、まずは当面この方法でいきたいと思います。

録音に関しては以上です。

 

さてさて、問題は音の良し悪しですよね。

評価の仕方としては、録音した曲と同じ曲をTraxsource

からダウンロードして買い、2つを聞き比べしました。

結果としては正直、あまり満足のいく出来では無かったです。改善の余地ありです。

録音した方が全体的にパワーが無い感じです。

ダイナミクスが弱い?と表現したらいいのですかね。

ダウンロードの方が音の輪郭がはっきりしていてパンチが効いており、パーカッション等の響きというか、残響音に違いを感じ、空間的な広がりもより広く感じました。

丁寧に聞き比べなくても分かりました。

どちらの音を使いたいか?と聞かれたら、

迷わずダウンロードと即答出来る程の差です。

(音の好みにより個人差はあるかもしれません。)

 

改善点(問題点)としてパッと思い付く事としては

・使用した盤のコンディション

・針の性能及びコンディション

・インターフェースの性能

 

他にもあるかと思いますが、恐らくインターフェースの性能が一番強く関係している様な気がします。実はこの結果、根拠はありませんが、なんとなく直感的に予想していたんです。なので、今までレコードで所有していた曲でデジタルで欲しい場合は、CDで買い直したりダウンロードで対応していたのですが、レコードでしか音源が無いけれど、どうしてもデジタルで欲しい楽曲が有ったので録音してみようと思った、というのが今回の経緯です。

 

ですので、音質良く録音出来る環境が整い、技術的に可能になるまでの間、レコードの録音はデジタルで入手出来ない物に絞ろうと思っています。

 

最後に、PCDJがまだ出始めの頃、DJ用コントローラーにはインターフェースが内蔵されていないのが一般的でしたが、最近のほとんどのコントローラーはインターフェースを内蔵し、外部入力に対応出来るコントローラーも珍しくなくなりました。最近のインターフェースが内蔵されていないモデルの傾向ははっきりしていて、本格派の人向けに、使用者の好みのインターフェースを用いる事を基本とした、敢えて内蔵させないコンセプトのモデルと、操作子の数を必要最低限に絞り、なおかつインターフェースを内蔵しない事で低価格化と小型化をコンセプトにしたモデルにそういった傾向が見られます。

今回のこの内容は、自分のための備忘録である事と、最近はDJをPC&コントローラーで始めるかたも多いので、何かの参考になればと思い作成致しました。

ではまた!

 

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